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うみがめ整骨院です。
肩こりと呼吸にはかなり深い関係があります。
息を吸う時に主に使う筋肉は
首の周りにある筋肉です。
そのため、呼吸と肩こりには
深い関係があります。
呼吸が浅い状態は基本的に
息を吸っているけど吐いていない状態です。
そのため、呼吸が浅くなると
息を吸う筋肉である首の周りの筋肉は
常に力が入っている状態なので硬くなり、
肩こりを引き起こします。
呼吸が浅くて筋肉に常に力が入っているという事は
その分循環不良も起こりやすくなります。
呼吸をしっかり行えていると
体の力みが少なくなり、
肩こりが起こりにくくなります。
自分で「肩に力が入っているな」って感じる時は
だいたい息苦しさも感じていると思います。
その時に無意識に息を吐くことが
多いと思います。
それだけ普段の生活では
呼吸が浅くなっている事が多いです。
呼吸を意識するようにしましょう。
呼吸を意識した時に
「息を吐く」という事をしましょう。
多くの人は息が吐けなくなっています。
緊張していたり、
プレッシャー、不満、不安、怒り、
などなどストレスを感じている時や
疲れている時は
呼吸が浅くなっていることが多いです。
そのことを考えると
社会人の多くの人は呼吸が浅くなっているでしょう。
呼吸が浅くなっている人には
肩がこっている人が多いですが、
もう一つの特徴として
「ため息が多い」
という事があります。
ため息をつくという事には
悪いイメージが多いですが、
体にとっては必要な機能です。
ため息という言葉の通りため息は
息を吸っているのに十分に吐けていなくて
肺にたまっている息を
まとめて吐き出しているものです。
呼吸を正常にさせようという働きとも
考えることができます。
また、ため息は副交感神経が働きやすくなるので
呼吸のバランスを整えるだけでなく、
リラックスするという効果もあります。
ため息は心と身体のバランスを整えている
と言えるのではないでしょうか。
ため息自体は体に良い反応ですが、
ため息が出る状態はあまり良くありません。
「最近ため息が多い」
という風に感じたら心と体を休ませる必要があるでしょう。
呼吸を整え体に硬さができない様にすると
肩こりが解消されやすくなりますし、
深呼吸をすることが
首肩周りの筋肉の運動にもなります。
肩こりが気になる人は
自分の呼吸が浅くなってないか確認してみましょう。
追記（2021.8.27）
呼吸は自分で意識して行う事もできますが、
普段は無意識に呼吸していると思います。
無意識で呼吸をしている時は「自律神経」が呼吸を管理しています。
自律神経は交感神経と副交感神経に分かれますが、
吸気（息を吸う）→交感神経
呼気（息を吐く）→副交感神経
という風に管理しています。
交感神経が優位な状態だと呼吸が浅くなるだけではなく、
無意識に体が力み、筋肉が固くなりやすいです。
また、交感神経が優位な状態だと血管が収縮し、循環が悪くなります。
循環が悪い状態は筋肉を硬くするだけでなく、
痛みを発生させる原因にもなります。
呼吸を整えることは体の状態の改善に関わります。
特に鼻呼吸を意識すると良いでしょう。
鼻から息を吸う事で副鼻腔で作られる一酸化窒素が肺に入ります。
一酸化窒素は血管拡張作用があり、肺での酸素交換効率が向上します。
また、一酸化窒素は酸素などと一緒に肺から体内に入り、
体内の血管も拡張するため、循環の改善に繋がります。
鼻呼吸を意識することで循環が良くなり、
呼吸による肩こり予防・改善効果が高まります。
また呼吸は腸内環境など健康状態にもかかわるので意識してみましょう。
うみがめ整骨院
福岡県福津市津屋崎１－１－２３
