福津市、古賀市、宗像市の口コミNo.1の
うみがめ鍼灸整骨院です。
前回の続きです。
前回は脱線してしまい生活習慣についてしかお伝えできませんでした。
今回は生活習慣以外の親の影響を受けるものをお伝えします。
それは身体の使い方です。
スポーツなどとは別で日常生活での身体の使い方は親の影響が強く出ます。
・歩き方
・座り方
・姿勢
・癖
など様々ありますが、親の影響を受けているものが多くあります。
例えば、
あの親子の後ろ姿がそっくりだ。
親子で同じ格好でテレビを見てる。
というような光景を皆さんも目にしたことがあるのではないでしょうか。
簡単に言うとこれが身体の使い方の遺伝です。
同じ身体の使い方をしているので同じ様な場所に負担がかかり、
同じような場所を傷めやすくなります。
うちは家族みんなが猫背だというような方も多いのではないでしょうか。
うみがめ整骨院に親子で来院されている方の中にも
痛い場所が同じ、歪み方が同じなど、身体の使い方が同じ方が多くいます。
なぜこのようになるのでしょうか？
その原因は、生まれてから幼少期ごろまで遡ります。
生まれて目が見えるようになると赤ちゃんは
情報収集の為、色々なものを見て脳で処理します。
その間に歩き方、座り方、動き方などを分析、記憶します。
子供は歩き方を教えていないのに立って歩く様になりますよね？
それは失敗を繰り返しながらも身の回りの人の歩き方を真似しているからです。
その時に一番身近にいる親の動き方を学習して同じような歩き方に修正していきます。
歩く以外にも色んなものを観察し、吸収して真似ているので、
徐々に姿勢や歩き方などの身体の使い方が親に似ていきます。
その結果、同じ場所に痛みが出やすく、肩こりや腰痛が遺伝しているように見えます。
運動習慣のある人は運動している分、慢性痛になりにくい傾向がありますが、
運動をしていないと親と同じような場所が痛み出すでしょう。
これが、家族何代にも伝わると腰痛になりやすい家系のように見えてきます。
ですが、姿勢や歩き方が変わることで痛みの出にくい体になるため、
これは遺伝ではありません。
諦めず良い姿勢、良い歩き方を心掛け、運動をすることで防ぐことができます。
ちなみに武道、バレエなど姿勢に厳しい指導を受けていた方は、
その競技の癖はあるかと思いますが、続けている間は親と違った姿勢になります。
意識で改善できる部分もあるので、時々姿勢を整える意識を持ちましょう。
うみがめ鍼灸整骨院
福岡県福津市津屋崎１－１－２３
