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うみがめ鍼灸整骨院です。
睡眠不足は体に様々な悪影響を及ぼします。
今回はそんな睡眠不足についてです。
皆さんは睡眠不足の翌日に肩が凝っている、体が重いなどの経験はございませんか?
睡眠不足だと副交感神経がうまく働かず、交感神経が優位になります。
交感神経が優位になっている状態が続くと、
自律神経のバランスが崩れ、様々な症状が出やすくなります。
自律神経は文字どおり自律して働いています。
そのため多くの働きが体の状態に合わせて反射的に作用しており、
自分の意識でコントロールすることができません。
自律神経は様々な変化を敏感に感じ取り、体に働きかけています。
例えば、
・姿勢の変化
・睡眠不足
・食事
・心のストレス
・環境の変化(天気など)
など、日常生活において多くの反射を起こし働いています。
睡眠不足は大勢の方に起こりやすく、
・今日は面白いテレビがあるから
・残業で帰りが遅くなって
・家事が残っていて
・資格試験のための勉強で徹夜
など、日ごろから気を付けていても睡眠不足になりやすいと思います。
日本人成人の約20%が慢性的な不眠
日本人成人の約15%が日中に過剰な眠気を感じている
という統計が出ておりかなり身近な問題だと思います。
交感神経が優位だと体に力が入りやすく、
そのため肩が凝るというような簡単な認識もありますが、
さらに一歩進んで考えていきたいと思います。
交感神経が優位になると血管の収縮が起こり、血流が早くなります。
呼吸は浅くなり酸素が不十分になります。
体に必要な酸素を送るためにはさらに早い血流が必要になります。
血流は早くなっていますが、血管が収縮しているため、
一度に送れる酸素の量が少なくなり、かつ末梢での循環が悪くなります。
末梢での循環が悪くなった結果、筋肉が固くなります。
この状態が寝不足で肩が凝っている状態です。
この固くなった筋肉がいつも通りに動こうとすると、
無理やり筋肉が伸ばされ痛めやすくなります。
睡眠不足で日中眠い時に寝られる方はいないと思いますが、
無理やり起きていようとするとさらに交感神経が働いて、
自律神経がどんどん乱れていきます。
他にも内臓の働きが不十分になったり、様々な影響を与えます。
たかが睡眠不足と侮らずに、日々十分な睡眠をとるように心がけましょう。
うみがめ鍼灸整骨院
福岡県福津市津屋崎1-1-23