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うみがめ鍼灸整骨院です。
自律神経が乱れている方の多くは交感神経が強く働いている状態の為、
交感神経が悪者の様に感じる説明やテレビが多くあります。
今日はそんな交感神経についてです。
交感神経の役割を一言で説明すると戦闘モードです。
戦闘モードの為、戦闘に必要な働きを活発にし、
戦闘に関係の無い働きは抑制します。
そのため、リラックスすることが出来ず、
消化、排泄、睡眠などは極力しない様に抑制をかけます。
（消化は思っている以上にエネルギーを必要とするため、
戦闘に余計なエネルギー消費を抑える）
交感神経の働きは”闘争と逃走”とも呼ばれ、
運動など活発に動くときだけでなく、ピンチの時に働くとも言えます。
戦闘モードですので、攻撃的な性格になり、
ちょっとしたことでイライラしやすくなる傾向があります。
また、内臓の機能の多くを抑制するので体調不良を起こしやすくなる傾向があります。
そのため、悪者のように扱われる交感神経ですが、
ピンチに対抗して戦おうという防衛的な働き方もしています。
そのため交感神経が働きすぎていることが問題なのではなく、
副交感神経が働けなくなっている、自律神経のバランスが乱れていることが問題です。
もっと言うのであれば、交感神経が働き続けないと耐えられない、
副交感神経が働くようなリラックスした時間を取れない生活が問題です。
先ほども書きましたように、交感神経は防衛の働きもします。
ストレスから身を守るために、交感神経はフル稼働で自分の身を守ろうとしてくれています。
そのストレスの多い生活が変わらない限り、交感神経は防衛のために働き続けます。
自律神経が乱れやすい、交感神経が働きすぎているというように感じる方は、
それだけ体が無理をしていると考えてリラックスできる時間を取ったり、
副交感神経を高めるような生活習慣を取り入れましょう。
交感神経が働いて自分の身を守ろうとしてくれていることに一度感謝をして、
交感神経を休ませてあげようというような気持ちでいることがとても大切です。
今の体は今の自分にとっての一番良い状態を作ろうと頑張っています。
生活習慣が変わることによって今の自分にとって一番良い状態が変わります。
今の体の状態がキツイ、ツライという方は、
自分の体に感謝をして生活習慣の見直しをしてみてはいかがでしょうか？
※今の自分の体の状態を受け入れ、感謝せずに、
あれが悪い、これが悪いというような考え方でいると、
どんなに良い生活習慣を送ろうとしても効果が出にくいので注意しましょう。
うみがめ鍼灸整骨院
福岡県福津市津屋崎１－１－２３
