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うみがめ鍼灸整骨院です。
今回は感情のコントロールについてです。
来院される方によく「先生はイライラしたり感情的になることがなさそうですね。どうしたら感情をコントロールできますか?」というようなことを聞かれます。
私自身もともとはとても短気で壁を殴って手の骨を2本折るくらい短気だったのですが、確かに昔ほどはイライラしなくなったように思います。
そんなことを最近よく聞かれるので今回は感情のコントロールについて考えていきたいと思います。
私もまだまだ感情とうまく付き合えていないと思っているのですが、頑張って書いていこうと思います。
私は感情をコントロールする必要は無いと思っていますが、振り回されない様にすることは重要だと思っています。感情をコントロールしようとあまりに抑制をかけると、イライラしないけど楽しくもないというように感情がマヒしてしまうように思います。(私は実際にコントロールしようとし過ぎて感情がなくなったように感じた経験があります。)
なので感情に振り回されずに過ごすことが大切なように思います。
感情に振り回されない様にするには自分がどんな感情を感じているのか、何について感じているのかという事を知る必要があります。
多くの場合は
・感情が先行して理性が働きにくい
・感情を間違った言葉で表現している
・感情に関するボキャブラリーが少ない
・何に対してどう感じたことで出てきた感情か理解していない
という問題があるように思います。
本当は「悲しさ」を感じているのに「むかつく」というような表現をしていたり、「切なさ」を「最悪」と言っていたりします。
自分の実際に使っている言葉が感情を作るので「悲しさ」を感じていても「むかつく」と表現すればだんだんと「むかつく」感情に変わっていきます。
このように実際に感じている感情を正確に把握することは難しく、どのように表現したかで感情が変わってきます。さらに「ちょっとイライラした」と「凄くイライラした」では同じ出来事でも感情の振れ幅が大きく変わります。ちょっとした言葉の使い方が感情に影響を与えるので気を付けましょう。
これは思い込みではなく、実際に感じたことを脳内では言語化しているため、言語化の仕方によって感情が大きく変わります。自分が発した言葉や考えた言葉が感情を作っていると考えても過言ではないでしょう。
事実をあるがままに見ることができるとさらに感情に振り回されにくくなりますが、実は事実をあるがままに見ることはとても難しくできていないと思っていた方が良いでしょう。
子供を叱った後に「あそこまで言わなくても良かった」とか「もっと優しく言えたらよかったのに」というような後悔をしたことがある方が多いのではないでしょうか。
(私もよくあります)
これは事実をあるがままに見れていない証拠だと私は思っています。
知らないうちに色々な感情のフィルターやその場の状況などの情報から過剰反応をして子供に注意をしてしまった場合に後悔することになるのだと思います。
自分の感情と向き合って冷静に分析することが感情を理解する近道だと思うので、ぜひ感情にふたをせずに自分と向き合ってみてください。
(私も頑張ります)
最後に感情的になりやすい要因として睡眠不足の場合もありますので、最近イライラしやすいと思われる方は7~8時間程度の睡眠をとるように心がけましょう。
うみがめ鍼灸整骨院
福岡県福津市津屋崎1-1-23