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うみがめ鍼灸整骨院です。
呼吸を十分にできていない方が多いのですが、呼吸は無意識に行われることがほとんどなので、余程意識していなくては自分で呼吸が浅くなっていることに気付くことはないでしょう。
そんな呼吸ですが、私の実感では息を吸うことが苦手な方より、吐くことが苦手な方が多いように感じます。
呼吸は主に自律神経が行っているのですが、意識的に自分で呼吸することもできます。呼吸の息を吸うときは交感神経(興奮した状態で活躍する神経)が働き、息を吐くときは副交感神経(リラックスしている時に活躍する神経)が働きます。
現代社会では様々なストレスによって交感神経が優位になりやすい環境で生活をしています。そのため普段から意識していないと、息を吸う働きが強くなり呼吸が浅く、早くなります。そのため多くの方は息を吐きにくくなります。
息を十分に吐いていない状況で次の息を吸っているので呼吸はどんどん浅くなります。
呼吸の際に息を吸うと肋骨は上に上がり、息を吐く際に下に下がります。呼吸が浅い状態とは常に肋骨が上に上がり力んでいるような状態です。
肋骨には頚・肩・腕・腰などにつく筋肉が多く、肋骨が上に上がったまま降りてこないことにより筋肉がどんどん固くなります。
そのため呼吸が浅いと肩こり・腰痛などになりやすくなります。痛めにくい体を作るのであれば、自分で普段から呼吸が浅くなっていないかをチェックする必要があります。
チェックの際には
・肋骨がボコッと出ていないかを鏡で見たり触って確認します。
・肋骨の隙間や肋骨を押してみて痛くないか
・深呼吸して息が吐ききれているか
などを確認しましょう。
深呼吸をして頸や肩が軽くなる方も普段肋骨がだいぶ固くなっているのでしょう。
呼吸が浅いと交感神経が優位になるので、
・夜寝にくい
・体調不良
・便秘
・冷え性
・体温の低下
・免疫力の低下
など様々な不調を引き起こすことがあるので注意が必要です。
たかが呼吸と侮らずに意識してみてはいかがでしょうか。
呼吸が浅いとイライラしやすくなるので呼吸をすることで、気分を落ち着かせることもできるでしょう。
トマトに多く含まれるGABAなどをストレス対策の為に多く食べても良いですが、なるべくならGABAに頼らず自分で自律神経を調整するように心がけましょう。
最後になりますが、
GABAが含まれているチョコなどが販売されていますが、チョコの糖分により血糖値が急上昇すると血糖値が急下降した際にイライラしやすくなります。ストレス対策の為にGABAを摂ろうと思われている方は糖質にも注意しなくては逆効果になる場合があるので気を付けましょう。
うみがめ鍼灸整骨院
福岡県福津市津屋崎1-1-23
診療時間
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