福津市、古賀市、宗像市の口コミNo.1の
うみがめ鍼灸整骨院です。
そもそも痛みとは？
というような内容になっています。
実は痛みには定義があります。
施術をしている側の人も
知らないことが多いように思います。
私も痛みの定義については
数か月前まで知りませんでしたが…
国際疼痛学会の発表によると
「組織の実質的あるいは潜在的な障害に伴う、
あるいは、そのような障害を表す言葉で表現される
不快な感覚あるいは情動体験」
と定義されています。
簡単に言うと
痛みは不快な感覚と感情
という事になります。
仕事がら
来院された方の不快な感覚
ばかりに目を向けている事が多いですが、
感情も痛みの原因になりうる
という事だと思います。
ここが悪いから痛みが出ている
というだけでは不十分で
感情の部分にも目を向ける
必要があると思います。
痛みの原因となりうる感情の代表として
恐怖が挙げられると思います。
原因不明の痛みだったり、
何もしていないのに急に痛くなったなど
原因がわからないことに対して
恐怖を感じることがあります。
また自分の思い込みによる恐怖もあるでしょう。
「ヘルニアって言われたから一生痛みが続く」とか
「骨折しているから少しでも動かすと激痛が走る」など
実際はどうなのかがわからないのに
思い込みで痛みを強くすることがあります。
逆に痛くてもしょうがないと
考えている時は
感情が伴わないので感覚的な痛みを
そのまま感じている事が多いでしょう。
例えば、
「八つ当たりでコンクリートの壁を殴った」
↓
「痛いし腫れてる」
↓
「本気で殴ったから仕方ないか」
↓
「動かすと痛いけどそのうち収まるだろう」
↓翌日～3日程度経過
「ボールを投げると痛いけど少しずつ痛みが治まってきた」
↓1週間経過
「腫れも引いてきたし、痛みもかなり減った。
もう少しで治るだろう。」
↓よく見ると
「腫れが引いてるのになんか手の甲が丸いな」
↓触ってみた
「うん？骨が曲がってる！！」
↓急に痛くなる。病院へ
「骨が2本折れてるね」
というように
骨が折れているのに気づかず
痛みを耐えながら野球をしていたのにも関わらず、
「骨が折れてるのかも」と思った途端に
痛くなったという方もいます。
（私です…）
来院される方の中にも
「1週間前に足の小指をぶつけたんだけど、
まだ少し痛いから診てもらえる？」とか
「3日前に足の小指をぶつけて、
まだ痛いから触らないでおいて」
と言われて診てみると
「たぶん折れてるから病院に行った方が良いよ」
となることがたびたびあります。
どちらも「ぶつけたら痛いよね。」
くらいにしか思っておらず、
恐怖が無かったために
痛みを感覚だけで感じていたから
何日もほっといたのだと思います。
腰痛や肩こりに関しても
同じことが言えるのではないでしょうか？
長くなったので次回は続きを書きます。
うみがめ鍼灸整骨院
福岡県福津市津屋崎１－１－２３
