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うみがめ鍼灸整骨院です。
共通理解を意識するという
少し難しそうな言葉ですが、
簡単に言うとお互いが言っている
言葉の意味を理解していないと
コミュニケーションが取れないので
意識しましょうという事です。
「同じ日本人が日本語を使って話しているのに
意識しないとコミュニケーションが取れないという
意味がわからない」
という方もいると思いますが、
そもそもの言葉の意味が変わっている場合や
その言葉に対するイメージが相手と違う場合がありますよ。
という事です。
本来の言葉から使い方が変わっている例として
道楽という言葉があります。
趣味のような意味でつかわれることの
多い道楽という言葉ですが、
本来の意味は
「道を極める事を楽しむ」
という仏教用語です。
（これも本来の意味と
少々ニュアンスが違うかもしれませんが…）
若者が使う言葉の中に
バイアスというものがあるようです。
偏見という意味でつかわれることが
多いようですが、
元々統計学の用語で
統計を取る際にデータ集めた集団に
偏りがあることをバイアスと言います。
集めた集団が女性のみや男性のみでは
データが変わるのは理解できると思います。
統計を取る際は
なるべくバイアスがかからない様に
注意して集団を選定しています。
話が若干反れましたが、
この場合相手がどんな意味で使っているのかが
わからなくては、
コミュニケーションは取れないでしょう。
次に同じ言葉を使っているのに
その言葉から連想する意味が違う場合
もあります。
例えば
「バカ」
という言葉に対して
・怒る人
・悲しむ人
・聞き流す人
など
反応がわかれるかと思いますが、
これはその言葉に対しての
意味づけやイメージが違うからです。
謙遜している人を見ても
・礼儀正しい人
・自信のない人
・頼りない人
・卑屈な人
など意見が分かれるかと思います。
その謙遜している人が
本当はどう思っているのかを考えずに
「もっと自信を持たなきゃダメだ」
とか
「せっかく褒めてるんだから卑屈になるな」
など
一方的なことを言います。
たまたま相手の感情と合っていた時は
良いかと思いますが、
基本的にずれることが多いでしょう。
謙虚に見える人が実は
・照れているだけのことや
・まだ通過点だというような
上昇志向の人の場合
「もっと自信を持たなきゃダメだ」
とか
「せっかく褒めてるんだから卑屈になるな」
など
上記二つのアドバイスは何にもならないでしょう。
相手が何を考えてこの言葉を使っているのかを
意識して自分の相手に対する理解がずれていないか
注意しましょう。
うみがめ鍼灸整骨院
福岡県福津市津屋崎１－１－２３
