福津市、古賀市、宗像市の口コミNo.1の
うみがめ鍼灸整骨院です。
病院で診断を受けるとそのイメージから
「とても悪い状態だ」
と勘違いする人が多いように思います。
診断名は状態や症状を示す呼び名であり
そのものが治るか治らないかや
症状が重いかどうかを診断しているものではありません。
もちろん難病指定されているものもあるので
一概に気にしなくて良いとは思いませんが、
特に整形外科の場合は他の科と違って
よくわからないからついている診断名や
一つの症状について複数の診断名がつくことがあります。
「腰椎椎間板ヘルニアで脊柱管狭窄症と
坐骨神経痛があると言われたから自分は重傷だ」
と言う人がいますが、
・腰椎椎間板ヘルニア
背骨と背骨の間にある椎間板が飛び出ている状態
・脊柱管狭窄症
背骨の後ろにある脊柱管という
神経が通っている場所が狭くなっている状態で
脊柱管が狭くなった時に出る症状がある
・坐骨神経痛
坐骨神経の関わる領域に痛みやしびれなどの症状がある
という事を意味しています。
ヘルニアは背骨の後ろ側に出るのでヘルニアになると
脊柱管は狭くなり脊柱管狭窄症になります。
椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症があると
坐骨神経痛の症状を伴いやすいため
人によっては腰が痛くて足がしびれる
というような症状があった際に
3つの診断がつくことがあります。
3つあるから悪いというわけではありません。
他にも何が悪いのか特定できていない診断もあります。
痛みが出て病院に行って診断を受けた時に
特別な名前のついているものではない限り
○○損傷や○○炎というような
痛めている筋肉や靭帯の名前がつきます。
そのため特定できなかった時には別の診断名がつきます。
・肩関節周囲炎
肩の周りのどこかに炎症があるから痛みがある
（何筋？靭帯？関節自体？）
・頚椎症、腰椎症
頸椎や腰椎が原因で痛みが出ている
（どのように？）
・腰痛症
腰痛がある（まんま）
・筋、筋膜性腰痛
筋肉か筋膜の障害で痛みが出ている（何筋？）
・膝内障
膝の内部に障害があるため痛みがある（それは靭帯？軟骨？）
というようなものが多数あります。
医師の診断がおかしいとか間違っているという事ではなく
診断名で自分の状態を決めつけてはいけないという事です。
関節の変形に関しても
変形しているから痛いと思っている方がいますが
変形はそもそも痛みから体を守るために
出来ているものです。
変形自体は治らなくても
変形があるから必ず痛いわけではありません。
診断を受けることも必要ですが
自分の体を自分で感じ取り、管理するようにしましょう。
うみがめ鍼灸整骨院
福岡県福津市津屋崎１－１－２３
