福津市、古賀市、宗像市の口コミNo.1の
うみがめ鍼灸整骨院です。
アルコールは適量なら体に良いという都市伝説がありますが、
どう考えても体に良いものではありません。
今回はそんな話です。
アルコールが適量なら体に良いと言われている理由は
適度なアルコール摂取によって脳卒中のリスクが減る
という研究に基づいて言われているものです。
アルコールを摂る事で血圧が下がり
血栓も出来にくく、脳卒中になりにくい
と考えられています。
ですが、脳卒中に対しての事しか書かれていないので
それだけを見て適量なら体に良いと考えるのは
いささか乱暴で短慮なように思います。
アルコールを摂る事で
・脱水
・ストレス反応
・睡眠障害
などが起こります。
もちろんアルコールの分解の為に
肝臓にも負担がかかるので肝臓にも注意が必要です。
・脱水
アルコールによる脱水は大きく分けて2つ考えられます。
1.利尿作用
アルコールという毒物の血中濃度が上がると
アルコールを排泄しようと利尿作用が起こります。
トイレに行く回数が多くなる事で脱水になりますが、
アルコールを飲んでも水分補給にはならないので
更に脱水が進みます。
飲んでいる最中もしくは飲酒後には
水も飲むようにしましょう。
水割り、お湯割り、ソーダ割りも
混ぜた時点でただのアルコールなので
別で飲む必要があります。
2.アルコールの分解
アルコールの分解にも水が必要です。
アルコールを分解するという代謝を起こすのにも
水を大量に使用するため利尿作用と合わせて
かなりの水が体からなくなります。
・ストレス反応
アルコールは化学物質なので化学的ストレッサーになります。
ストレス反応が起こると胃や腸の潰瘍や出血が起こりますが、
同時にアルコールは刺激物でもあるので
胃や腸への負担がさらに大きくなるでしょう。
ストレス反応が長期にわたると
他にも様々な反応が起こるので注意しましょう。
・睡眠障害
アルコールを飲むとよく眠れる、寝つきが良い
という感じがしますが、これは自然な眠りではなく
気絶しているのと同じような状態です。
睡眠欲を飲んでいるのと同じと考えても良いでしょう。
自然な眠りではないため
寝ている間に行われる体内の反応が弱くなり
免疫力の低下も起こります。
また、アルコールは少量でも飲むと
夜間の中途覚醒が確実に起こるので意外と眠れていません。
本人の記憶にあるかどうかは別で
必ず起きるという研究があります。
睡眠が十分にとれていないと
様々な症状や異常が出てくるので注意しましょう。
アルコールを好きで飲む分には否定はしませんが
健康の為に飲むのはやめた方が良いと思います。
ワインに含まれるポリフェノールが良いとか言う人もいますが、
ワインでなくても普通に食べ物で摂れるので
わざわざ飲む必要はありません。
健康の為に無理して飲むのはやめましょう。
うみがめ鍼灸整骨院
福岡県福津市津屋崎１－１－２３
