福津市、古賀市、宗像市の口コミNo.1の
うみがめ鍼灸整骨院です。
「筋力低下で歩けなくなっている」
と言われている人が多いように思います。
中には本当に筋力低下で歩けなくなっている場合もあると思いますが、
ごく少数の方だと思います。
「急に歩けなくなった」
という事もよく聞きますが、
筋力低下で急に歩けなくなることは無いと思います。
怪我などで寝たきりになった後や
車いすで移動していた後ならわかりますが、
そうでない場合は突然歩けなくなるほど
筋力が低下することは無いと思います。
また、筋肉がつくのには3か月かかると言われているので
筋力低下が原因であればそれ以内の期間に
歩けるようになることは無いでしょう。
一応3か月を待たなくてもトレーニングで
力を使いやすくなる場合はありますが、
筋肉がついているわけではありません。
そもそも歩行にはあまり筋力を必要といていません。
・椅子から立ち上がる
・寝ている所から起き上がる
という事の方が筋力を使うので
それが出来るのに歩けない場合は
なおさら筋力低下が問題ではありません。
歪みなどにより筋出力の低下が起こって
筋力はあるのに力が出ないという場合が多いように思います。
体の使い方が下手で
本来あまり力を使わないはずの歩行に
余計な力を入れないと歩けないという場合は
「歩けるけど疲れやすい」
「余計な力が必要な分、力が足らず歩けない」
という事が起こるように思います。
どちらも筋力の低下が問題ではなく、
・力を出せない
・力を上手く使えない
という事が問題だと思います。
歩くという動作で力を使っているのは
片足立ちになる一瞬を支える時だけです。
足を前に出すのは重力を利用して
振り子のように足を前に出しているだけなので
ほぼ筋力を使用していません。
一瞬の片足立ちを支える筋力が足らない場合も
寝たきりなどの場合はあるでしょうが、
どちらかというと筋力ではなく
バランス感覚の欠如によるものだと思います。
歳をとって歩幅が狭くなるのも
バランスが取れなくなっているから
早く足をついてしまう事から起こります。
「歳をとって歩くときに足が上がらなくなってきた」
という人に足を上げる筋肉のトレーニングをすることが
多いようですが、あまり効果は無いように思います。
歳をとって歩くときに足が上がらなくなるのも同様に
足を上げると片足立ちの時間が長くなるため
バランスを取って支えられないと
足を上げることが出来なくなります。
バランスの取れない人は
足を上げる＝転ぶ
というようになります。
足を上げる筋肉を鍛えるのではなく
体を支える筋肉を鍛えるか
バランスを取れるようにすることが重要です。
バランスをとる為には
足の指が十分に動く必要があるので
自分で揉むなどケアをしましょう。
足の指を揉んだだけで歩けるようになる
とは言いませんが
歩きやすい状態には近づくので
自分で出来るところは自分でやり、
出来ないところはプロに任せましょう。
筋力がないから歩けないのではなく、
バランスが取れないから歩けないという視点を持って
歩くことへの誤解を減らしましょう。
依頼があり、有料記事を作りました。
興味のある方は是非一読を
健康・体質改善の基本
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うみがめ鍼灸整骨院
福岡県福津市津屋崎１－１－２３
