福津市、古賀市、宗像市の口コミNo.1の
うみがめ鍼灸整骨院です。
運動をしている人に多いシンスプリントですが、
・部活を始めた
・部活が変わった
・中学校から高校に 高校から大学に進学した
など運動の強度が変わった際に起こる事が多いようです。
激しくなった運動に対して
運動能力や回復力、修復力などが追いつかなくなって
障害を起こすと考えられます。
そのため、スポーツを本格的に行っている一部の人には
「運動不足病」「初心者病」として知られているようです。
そんなシンスプリントですが、
すねの内側にある後脛骨筋の筋膜炎の事を
「シンスプリント」と呼んでいます。
原因としては
・使いすぎ
・柔軟性の低下
・筋力不足
など様々なものが挙げられます。
セルフケアの方法、治療として
・足裏
・ふくらはぎ
などのマッサージやストレッチを行う事が多いように思います。
この部分のケアは必要だと思いますが、
十分ではないように思います。
シンスプリントの原因になりやすく、
見逃されやすい部分として「股関節」が挙げられます。
股関節のケアも行う必要がある場合が多いと思います。
シンスプリントのなる人の多くは
股関節が硬く、足が後ろに引けません。
そのため、股関節が動かない分
膝や足首の仕事量が増え疲弊しやすくなります。
ランニング中などの地面を蹴るような動作の際に
後脛骨筋が働きますが、股関節が動かない分
本来の働き以上の仕事をした結果
疲労が蓄積しシンスプリントになりやすくなります。
もちろん股関節に問題がなく、
足首などの関節の柔軟性の低下
後脛骨筋の柔軟性の低下
などによって起こっている場合もあると思います。
ですが、
そもそも股関節の状態を確認していない事が多いように思います。
痛いところだけでなく、
他に硬くなっている所
動きにくい所
などがないかを意識的に考える事で
自分でケアをした際の効果が高まり、
自分で痛みを管理しやすくなるように思います。
スポーツに全力で取り組む人は
ケアをしつつ体に負担のかからない効果的な
体の使い方を模索するようにしましょう。
追記(2021.9.24)
シンスプリントだけでなく
あらゆる協議中の怪我に関わる事ですが、
・関節の可動域制限(関節の動く範囲が狭い)
・柔軟性の低下(体が固い)
などの単純なものだけでなく、
競技中の姿勢もシンスプリントに関わります。
姿勢によっても体の固さは変化します。
ストレッチをしている時は体が柔らかくても
競技中の姿勢が悪く、筋肉や関節を十分に使えないことで
シンスプリントが起こりやすくなります。
「フォームが大事」ということでもあるが、
形に囚われるのではなく、
体を上手に使うように考える必要がある。
体の使い方を見直そう。
うみがめ鍼灸整骨院
福岡県福津市津屋崎1-1-23