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うみがめ整骨院です。

膝や股関節の変形性関節症による痛みに悩み、

人工関節に手術をする人は多いと思います。

しかし、

膝の手術をした後のリハビリなどがしっかり行われないと

転倒しやすくなる危険性があります。

知っての通り、

転倒から骨折などの大怪我に繋がる事もあるので

「痛くなくなったからOK」ではなく、

気を付ける必要があるでしょう。

臼居直哉、長谷川隆史、杉山統哉、内山靖（2016）

「変形性関節症者の自然立位時の荷重非対称性と運動・姿勢調整機能との関係」

（第52回日本理学療法学術大会）

https://www.jstage.jst.go.jp/article/cjpt/2016/0/2016_0361/_pdf/-char/ja

（参照2021.5.25）

上記の研究によれば、膝や股関節の手術後、

まっすぐ立つと手術をしていない側の足に

偏って体重がかかりやすい。

その原因が手術した側の

「痛み、筋力低下、バランス能力の低下」

によって起こるのかどうかを調べた。

結果として

「痛み、筋力低下、バランス能力の低下」に関係なく、

手術していない方の足に体重がかかりやすいことがわかった。

膝や股関節の手術後

・痛みに対する治療

・筋力トレーニング

・片足立ちでのバランス能力の向上

だけでは、

まっすぐ立った時の体重の偏りは

改善しにくいと考えられる。

体重が偏っていると

・歩くときに体重がかかっている方の足が出にくい

・ふらついた歩き方になる

などの理由から転倒しやすくなる。

以上の事をふまえて

・膝、股関節の手術後の方

・歩く時、体のふらつきが気になる方

は

立っている時に体重が偏らないようにする練習が必要になる。

治療に行ってない時でも

まっすぐ立って左右の足へ体重が均等にかかるように

自分で意識して練習してみよう。

うみがめ整骨院

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