福津市、古賀市、宗像市の口コミNo.1の
うみがめ鍼灸整骨院です。
「腰が痛い時にどうすればいいか」ということがよく聞かれます。
腰痛の症状や腰の状態によってベストな方法は変わりますが、
一般的に効果がある方法は「腰を反ること」です。
腰を反ると言っても大きく反る必要は無く、
軽く反るくらいでも十分に効果が見込めます。
腰痛の多くは腰周りの筋肉の循環不良によって起こっており、
腰を反る事で循環の改善が見られるため症状の改善に繋がります。
反対に腰を丸めると循環が悪くなるため、
腰を丸めるような悪い姿勢では腰痛が起こりやすくなります。
「直立位と体幹屈曲位および伸展位における腰部多裂筋の組織血液循環動態の経時的変化―腰痛の有無での比較―」
神田 賢, 北村 拓也, 古西 勇, 鈴木 祐介, 渡辺 慶, 佐藤 成登志
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jspineres/13/6/13_2022-0609/_pdf/-char/ja
この研究では腰痛がある人もない人も
腰を反る事で循環が改善されることがわかりました。
この研究では立った状態で腰を丸めた時と反った時の変化を確認していますが、
以前座った状態で腰を丸めた時と腰を反った時の循環の変化を確認しており、
座っている時も立っている時と同様に腰を反ると循環が良くなり、
腰を丸めると循環が悪くなるということがわかっています。
長時間かがんで作業をした後など、
ほとんど無意識に腰を伸ばそうと腰を反る動きをしますが、
循環が改善される事を考えると有効な動作だと思います。
ただし、腰が丸まった状態が長時間続き、
腰が硬くなっている時に勢いをつけて腰を反ったり、
大きく腰を反ることは腰を痛める原因になりかねません。
腰を反る時は「ゆっくり小さく反る」ことがポイントのように思います。
体が緩んできて痛みがないのであれば、
痛みのない範囲で大きく反っても問題ないと思いますが、
その場合でも急に動かすと痛める可能性があるので注意しましょう。
腰に違和感を感じたら腰を軽く反り、
循環を良くして腰痛を予防しましょう。
うみがめ整骨院
福岡県福津市津屋崎1-12-7-201