福津市、古賀市、宗像市の口コミNo.1の
うみがめ鍼灸整骨院です。
先日、中学時代の友人に久しぶりに会う機会がありました。
その友人は野球が上手くて高校も野球の推薦で入ったそうですが、
高校では肩や肘の怪我に悩まされ試合にもあまり出れず、
思ったような成績が残せなかったようです。
その友人が通っていた高校ではスポーツトレーナーも在籍しており、
その人から治療を受けていたそうですが、
肩や肘をマッサージされるだけで改善が見られなかったようです。
今は自分が野球を指導しているようですが、
肩や肘を痛めた時にその部分だけを治療するのはおかしいと感じており、
「自分の学生時代にもっと知識がある人の治療を受けていれば良かった。」
と後悔しているようでした。
実際に投球障害は肩や肘の問題ではなく、
股関節や背骨などあらゆる部分の影響を受けます。
投球という動作が全身運動なので
全身の連動性などの影響が肩や肘に出ることが多いです。
股関節や背骨に限らず、
全身が影響しているので全身の状態をよく観察することが重要です。
自分にも至らない点が多いとは思いますが、
無知な施術者によって子供の将来が狭められるのは良くないと思いますし、
その中でも患部にしか目を向けないのは特に問題だと思います。
基本的に投球動作で痛めた場合、
肩や肘などの力みが影響していることが多いです。
投球動作は全身を使って全身の力をボールに伝えることで
ボールを投げていますが、
力みがあるとその部分で力の伝達が途絶えてしまいます。
そのため、
肩に力みがあれば「肩から指先までの力」
肘に力みがあれば「肘から指先までの力」
しか使えなくなるため、
患部への負担が大きくなります。
また、力みによって力の伝達が途絶える時は
その力を力みのある部分で吸収しなければならず、
全身の力を肩や肘で吸収するため
吸収しきれなかった力によって肩や肘を痛めます。
力みのない自然な動きを体得することが重要ですが、
一般的に不自然な動きにフォームを矯正されることが多いので注意が必要です。
単純にフォームがきれいであればOKというわけではなく、
力みのないフォームが重要なので自分でも力みが無いフォームを探してみましょう。
うみがめ整骨院
福岡県福津市津屋崎1-12-7-201