福津市、古賀市、宗像市の口コミNo.1の
うみがめ鍼灸整骨院です。
今回は整骨院で保険が使用できる負傷についてです。
整骨院では整形外科などの病院と違い保険が使用できる範囲が限られています。
整骨院に行ってみたいけど、保険が使えるかが心配という方の為に
今回は保険の内容について書いていこうと思います。
まず、整骨院で保険を使える負傷には5つあり、
骨折、脱臼、打撲、捻挫、挫傷があります。
骨折と脱臼については意外と思われる方もいるかと思いますが、
骨折と脱臼の整復(元に戻す)、固定、機能回復の為の後療法(電気や徒手療法)が
認められています。
もし、整骨院で骨折や脱臼の整復を受けた場合は、
その後病院での診察が義務とされているので、病院での受診も忘れずに行きましょう。
耳慣れない負傷として挫傷がありますが、
挫傷は皮膚に損傷がなく、内部の組織(筋肉、筋膜、骨、腱など)を
損傷している場合の負傷です。
筋肉が急激に引き伸ばされて痛めたなどを挫傷といい、
挫傷の中でも肉離れがイメージしやすいかと思います。
捻挫と打撲は皆さんなんとなくわかっていると思うので割愛します。
疼痛(痛み)には急性、慢性のものがあります。
慢性痛は残念ながら整骨院では保険を使用して施術を行うことができません。
急性疼痛はわかりやすく、今日転んだ時に足を捻じって痛めたなど
怪我としてわかりやすいものが多いです。
炎症が起こっているので、痛み、腫れ、熱感、痛くて正常に動かせない、患部が赤くなる
などの症状があります。
慢性疼痛は5年前の捻挫がまだ痛い。
前からの痛みが続いている状態をいいます。
慢性損傷の場合は炎症がないので、患部の赤さ、熱感、腫れは無く、
痛みだけが残っている状態です。
損傷も治っていることが多く、湿布や炎症を抑える薬は効果がないことが多いです。
慢性痛を勘違いしている方も多く、
よくよく話を聞いてみると何度も痛めていて、
急性疼痛が何度も起こっているのに慢性痛だと思っている方がいます。
「十代の頃から腰が悪くてもう慢性になってるから3か月に一回くらい
凄く痛くなるのが何年も続いている」と言われる方もいますが、
これは3か月に一回腰を新たに痛めていますので、急性疼痛です。
この場合は慢性痛ではないので保険を使用して施術を受けれます。
また、保険を使用する際には、
・いつ痛めた
・何をしている時に痛めたか
が必要になります。
健康保険を使用する場合には労災と区別するために
・どこで痛めたか
が必要になります。
整骨院の保険は自分で
いつ何をして痛めた患部の施術を保険を使って受けている
という理解が必要なので大変だと思いますが、
正しく理解して、正しく施術を受けましょう。
うみがめ鍼灸整骨院
福岡県福津市津屋崎1-1-23