福津市、古賀市、宗像市を中心に遠方からも
どこに行っても良くならなかった人が多く来院される
うみがめ整骨院です。
腱鞘炎に関しては女性ホルモンの乱れも関係しますが、
今回は腱鞘炎が治らない人に向けてよくある勘違いと
病院とは違った視点での見解を書いていこうと思います。
あなたの悩みの解決の一助になれば幸いです。
よくある勘違い①
「患部の使い過ぎによって起こる」
間違いではありませんが、
腱鞘炎はホルモンの影響を除けば、
患部に過剰な負担がかかっていることによって起こります。
患部に過剰な負担がかかっている＝使い過ぎ
と言えなくもありませんが、
どちらかというと患部以外の部分が十分に動いておらず、
その分の動きを患部が補い過剰に負担がかかっていることが多いです。
使い過ぎと言われて一般的にイメージする
「手を使う作業が多い」という動きの量的な使い過ぎではなく、
「体が上手く動かず、手に過剰な負担がかかる」という
動きの質的な使い過ぎが原因になっていることが多いです。
手先を動かすときでも
最低でも肘、肩、肩甲骨、背骨が連動して動いていますが、
これらが動きにくくなるとその分、手への負担が増大します。
そのため、痛みは手首に出ていても
その患部に負担をかけている原因が肘や肩だったりします。
その場合は患部を使う動きの量的な使い過ぎではなく、
患部を使う動きの質的が原因になるため、
手首以外の部分の状態を改善し、
動きの質を向上させることが不可欠になります。
個人的な見解ですが、
手術以外の患部のみに焦点を当てた治療は効果が薄いと思います。
よくある勘違い②
「安静にしていれば治る」
この考え方にもいくつか問題があります。
もし仮に安静にしていれば治るとして
体のどこかが痛くなったら、
基本的に人に言われなくても安静にしますよね？
安静にできるのであれば、
腱鞘炎になり、痛くて病院に行く前に治ってるはずです。
そもそも安静にできないから腱鞘炎になっているので
単に安静にしてくださいというのは基本的に無理だし無意味です。
安静にするための方法やケアなどを指導して
負担を軽減する必要があるでしょう。
次に安静にすることができて痛みが軽減した場合、
一時的に痛みが軽減しただけで
いつも通りに生活をすれば痛みは再発しますよね？
手に負担のかかる仕事を辞めるなど、
日常生活をガラッと変えられるのであれば良いでしょうが、
そうできる人は多くはないと思います。
そうなると安静にしておける期間に制約があるので
一時的に症状が軽減したり、再発したりを繰り返すでしょう。
手のために減らせる作業があるのであれば、
作業を減らすことも重要ですが、
現実的に考えて患部にかかる負担を軽減するための施術だったり
対策が必要不可欠です。
患部ばかりの治療、施術ではなく、
体全体の動きを考慮した治療や施術が重要です。
単に体の歪みを整えるだけでは体の動きが連動しないことが多く、
手の負担を軽減させることができません。
体全体の動きを見れるところで施術を受けたほうがいいでしょう。
また、個人で出来る対策は
・手を使う作業時の姿勢を正す
・背中や肩回りの体操やストレッチを行う
などを現在受けている治療、施術にプラスして
自分でケアをしていくようにしましょう。
うみがめ整骨院
福岡県福津市津屋崎1-12-7-201
