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うみがめ整骨院です。
「変形性関節症」
というものを知っていますか?
膝や股関節の変形が特に有名だと思いますが、
名前の通り、関節が変形している状態を言います。
年齢と共に多少の変形は誰にでも起こるものです。
なので病院に行ったりすると
「歳のせいですね」
とか言われたりします。
変形=痛い
というイメージがありますが、実は誤解です。
むしろ変形は
「体の負担を軽減するため」に
起こっているものです。
「関節にかかっている体重が関節の負担になる」
というのは何となくわかっていると思います。
まっすぐ立っていたり、
体を上手に使えていれば問題はありませんが、
片足に体重を偏ってかけたり
体の使い方の癖で関節が捻じれることによって
関節にかかる負担が大きくなります。
関節の変形は
体の癖に合わせて関節を変形させ
関節にかかる負担を分散させる為に起こります。
そのため、関節の変形は
「痛みから身を守る為の変形」
と言えるでしょう。
ただし、関節を変形させることで
体にかかる負担は軽減されますが、
変形によって
関節の動かせる範囲が減少するので動きにくくなります。
関節の変形はその状態から
1度(軽度)~4度(重度)
という風に分けられています。
片方の膝に4度の変形がある場合、
反対側に1度の変形があることが多いです。
変形=痛い という事であれば
4度の変形がある方が痛みが強くないとおかしいですが、
実際は1度の変形がある方の痛みを訴えることが多いです。
変形=痛い ではなく、
負担のかけすぎ=痛い
という事を知っておく必要があります。
・体に負担が余計にかからない様にきれいな姿勢を意識する
・負担がかかりやすいから自分でケアをする
などの対策で症状に変化がでてきます。
痛みを治したいのであれば
お医者さんと一緒に
年齢を言い訳にしない様に注意しましょう。
追記(2021/08/30)
変形性膝関節症の人は高齢であるケースが多く、
杖をついていることが多いです。
杖をついている人は
杖に体重をかけようとする人が多いですが、
それによって症状が酷くなったりします。
杖に体重をかけるということは
「体重を片方に寄せる」
「重心をずらす」ということです。
重心が偏ることで
体を支えるために必要以上に筋肉を使用し、
各関節が動かしにくくなります。
関節が動かしくにくくなることで
・関節にかかる負担が増える
・筋肉を必要以上に使う
ということから
痛みが生じやすくなります。
余計な負担をかけないためにも
自分の体を十分に使うように心がけましょう。
うみがめ整骨院
福岡県福津市津屋崎1-12-7-201