福津市、古賀市、宗像市の口コミNo.1の
うみがめ鍼灸整骨院です。
患者さまから「姿勢が大事なのはわかったけど、どう座ったらいいの」
という声をいただく事が多くなってきましたので、
今回は座り方についてお話しします。
姿勢よく座りましょうと言われてもなかなか自分では意識するのは難しいですよね？
私はこの仕事に就くまでは椅子に浅く座り、足を組み
偉そうな座り方をしていました。
このガラの悪い座り方は見た目だけでなく、体にも悪い影響を与えます。
みなさんもついつい椅子に浅く座り、
背もたれにもたれかかっている事が多いのではないでしょうか？
浅く座って背もたれを使わずに座っている方も、
ポイントを意識するとさらに良い座り方になると思いますので、
ぜひ注意してみてください。
まずは浅く座って背もたれにもたれかかっていると
起こりやすい影響について書いていきます。
1.猫背のように背中が丸くなる
どうしても浅く座って背もたれを使うと体が丸くなってしまいます。
そうした姿勢が続くと、骨盤に真っ直ぐかかるはずの体重が骨盤や背骨を
前から押すように体重がかかるので、骨盤や背骨が歪みやすくなります。
2.呼吸が浅くなる
呼吸が浅くなると肋骨周りが硬くなりやすく、肩こりなどの症状が出やすくなります。
また、うつ傾向もみられやすくなります。
3.内臓が圧迫されて機能が落ちる
便秘などの症状や、内臓が冷えて冷え症などの症状が出やすくなります。
腸の働きが落ちるとセロトニンという幸福感を感じるホルモンの分泌が
抑えられ、憂うつな気分になりやすくなります。
4.股関節が捻じれる
浅く座っていると、足を開いて座ってしまうことが多く、
女性では無理に内またにするなど、どちらにせよ股関節を捻じって固めてしまいます。
5.循環が悪くなる
骨盤の歪みや、股関節の捻じれ、内臓の圧迫などが
合わさって血管を圧迫し、循環が悪くなります。
良い姿勢で座るには胸を張って体を反るのではなく、
骨盤の坐骨結節に体重を真っ直ぐかけるのが理想です。
座っている時にお尻の下に手を入れると、ごつごつした骨が触れると思います。
そのごつごつした骨が坐骨結節です。
その骨の一番とがっている場所に真っ直ぐ体重をかけるようにして座ると
背骨の真っ直ぐな良い姿勢で座りやすくなります。
普段から意識することで自然と坐骨結節に体重をかけて座ることが出来るようになります。
更に、椅子の多くは深く座って坐骨結節に体重をかけて背もたれを使うと
背もたれが背骨を支え、良い姿勢を維持するサポートをしてくれます。
車の座席でも同様で、通常の椅子よりは正しい姿勢で座ることが難しいですが、
背もたれを90度程度に立てておくと比較的良い姿勢を保てるようになります。
猫背の方ほど車の座席の背もたれを倒す傾向にあるので、
ご自分の背もたれも確認してみてください。
多くの痛みは姿勢不良から引き起こされるので、
日々気を付けて痛みの出にくい生活をしましょう。
うみがめ鍼灸整骨院
福岡県福津市津屋崎１－１－２３
