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うみがめ鍼灸整骨院です。
風邪を引いた際に病院に行くとよく抗生物質を出されますが、
風邪のほとんどはウイルス性であり
ウイルスには抗生物質が効かないのにもかかわらず
・検査もせずに何をどう判断して出されるのか
・抗生物質は免疫を下げる
という疑問について以前記事にしました。
以前は症状の出方でウイルス性か菌性かという事を
判断している医師もいるようだという事を書きましたが、
多くの場合は二次感染の予防のために
抗生物質を処方しているようです。
ウイルス性の風邪にかかった際に免疫力が低下し
菌による二次感染が起こり風邪が長引かない様に
抗生物質を処方しているようです。
菌性でもウイルス性でも感染症にかかると
感染症は生物的ストレッサーなので
体の中ではストレス反応が起こります。
ストレス反応によって
リンパ球や白血球を作る臓器やリンパ管の萎縮が起こるため
免疫力の低下は起こります。
ですが、抗生物質や解熱剤などの薬は
化学的ストレッサーなので
感染症と同じように免疫力の低下が起こります。
菌による感染が起こっている場合は
抗生物質の使用も効果的だと思いますが、
予防のために使用するにはメリットが弱いように思います。
抗生物質は菌を殺す薬ですので
以前も書いたように腸内細菌も殺してしまいます。
ストレス反応だけでなく腸内環境が乱れるという事からも
抗生物質は免疫力を下げるように思います。
更には抗生物質には体を冷やす作用があります。
体が冷えてしまうと免疫力の低下が起こります。
そもそも風邪を治すために体温が上がり
熱を出しているのにもかかわらず、
38.0℃程度で解熱剤などによって体温を下げるのは
自ら治りにくくしているように思います。
体温が38.1℃になると免疫力は5倍になり
感染症が治りやすくなります。
39.0℃台などの熱で耐えられない場合は
解熱剤を使用しても良いと思いますが、
極力使わない方が良いでしょう。
菌による感染症で抗生物質が有効であり
使用した方が良い場合もあるので
抗生物質が悪いというわけではありませんが
安易に使用するものではないように思います。
特別な病気がない場合や特別な病気でない場合は
自分の免疫力に任せておけばだいたいの物は勝手に治ります。
風邪程度でも長引くような場合は
自分の免疫力がそれほどまでに低下するような
生活をしている事を反省し改善しましょう。
多くの場合に使用される薬は
病気を治すものではなく症状を抑えるものです。
「薬で治るのではなく自分の体が治してくれている」
という事を理解し
自分の体が治癒力を発揮しやすい環境を整えましょう。
うみがめ鍼灸整骨院
福岡県福津市津屋崎1-1-23