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ランニング後に膝が痛いという人は多いですが、
背骨の可動性との関連を意識している人はあまりいないと思います。
廣冨 翔太
「マラソン後に出現する膝周囲の運動器疼痛と脊柱後彎指数、胸椎伸展可動域の関連について」
https://www.jstage.jst.go.jp/article/cjpt/47S1/0/47S1_J-58_1/_pdf/-char/ja
(参照2021.10.5)
この論文によれば、
ランニング後に膝痛、太もも痛を訴える人には
背中が丸まって猫背の人、背骨の可動域が狭い人が多い傾向がある。
実際になぜ関連するのかははっきりしていないが、
・重心が下がり、膝を曲げたまま走っている
・脊柱の安定性のなさが膝を不安定にしている
・脊柱の可動域制限により、衝撃吸収能力が弱くなる
などの理由から膝にかかる負担が増大している可能性も考えられる。
反対に
もともと膝が悪い人が防御反応的に背骨を固定しており、
ランニングで痛みが出ている人に猫背や背骨の可動域が狭い人が多い
という事も考えられる。
はっきりしたことはわからないが、
どちらにせよランニングで膝が痛い人は膝のケアだけでなく、
背中の柔軟性を出すためのストレッチや
姿勢を気を付けるなどにも
意識を向ける必要があるだろう。
また、背骨の可動性が悪いということは
股関節の可動域にも影響を及ぼしている可能性が高く、
股関節の可動域が小さくなっていると膝の仕事量が増え、
負担が大きくなりやすい。
以上のことを考慮すると
結局は全身のケアが必要になってくる。
痛い部分だけに目を向けるのではなく、
自分の体を総合的に良くするように考えてみよう。
(追記R4.419)
スポーツでの痛みと股関節の可動域との関係は膝痛以外にも
ランニングなどによるシンスプリントや
野球などのスポーツで起こる肩や肘の投球障害にも関連する。
股関節だけが重要なわけではなく、
その他の部分の柔軟性も非常に重要だが、
負傷している部位だけではなく、視野を広げて全体を診る必要がある。
怪我を予防し、充実したスポーツ生活を過ごしましょう。
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