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うみがめ鍼灸整骨院です。
治療を目的として冷やす事をアイシングと言うが、
一般的に氷や水などを使って患部を冷やすことが多い。
・足首を捻挫したから足首を冷やす。
・打撲をしたからぶつけた部分を冷やす。
・やけどをしたからやけどした部分を冷やす。
などのように怪我に対してアイシングを行うことが一般的。
アイシングは炎症を抑え、
腫れや痛みの軽減などを目的として行われる。
アイシングに関しての症例で面白い研究があったので紹介しようと思う。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/cjpt/2011/0/2011_Fe0103/_pdf/-char/ja
膝の人工関節手術後の人に対して
患部である膝にアイシングした場合と
患部と同じ側の手にアイシングをした場合では
手にアイシングをした方が
痛みが軽減し、膝をより曲げられるようになった(可動域の増大)。
特に術後の経過に不安感を感じている人の方が
手にアイシングをすることで痛みや可動域の改善効果が見られ、
アイシング前の可動域が狭い人ほど
手のアイシングの効果が低かったようだ。
この研究では人工関節の手術後の人を対象にしているので
慢性的な痛みや痛めてすぐの怪我に関しては
どの程度の効果が出るかはわかっていないが、
試してみる価値はあるように思う。
膝と手の両方を冷やすとどちらか一方を冷やすよりも効果がある可能性があり、
実験をするわけではないので両方冷やしてみると良いと思う。
症例数が少なく、どんな人にも当てはまるとは言えないが、
現状の治療の効果を感じにくいという人は試してみてはいかがだろうか。
うみがめ整骨院
福岡県福津市津屋崎1-12-7-201