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うみがめ鍼灸整骨院です。
以前もお伝えしたように、体温が低下すると肩こり、腰痛だけでなく自律神経機能の低下、内臓機能の低下、がん細胞の増殖など様々な症状が出ます。
以前は体温が低下しやすいものとして運動不足、体を冷やす食べ物・飲み物など体を冷やす生活習慣についてお伝えいたしましたが、意外なものも体温の低下に関わっていました。
よく考えると当たり前なのですが、完全に盲点でした。
その盲点だったものは薬です。
薬の種類にもよりますが交感神経を優位にしてしまうものがあます。
交感神経が優位な状態は血管が細くなりその状態が長時間続くと徐々に循環が悪くなっていきます。
循環が悪いということは体温が低下していくということになります。
交感神経を刺激する代表的な薬は
・鎮痛解熱剤
・ステロイド剤(湿疹、皮膚炎、アトピーなどの強い薬)
・抗がん剤
・降圧剤
・睡眠導入剤
・睡眠薬
・抗ヒスタミン剤(アレルギー薬、胃腸薬など)
・抗生物質
<参考文献 体温を上げると健康になる 体温を上げると健康になる実践編>
などがあります。
このような薬を病院で診察を受けて必要性があるため処方されている場合は使用しなくてはいけないと思いますが、気軽に使えてしまう胃腸薬や解熱剤には注意したいものです。
抗生物質は風邪などにならないと使わないので、安心している方もいるかと思いますが、普段から口にするものの中に入っている場合があります。
抗生物質は菌を殺す薬です。
そのため、農薬や食品添加物にも殺菌剤として含まれています。
外食やジャンクフードなど添加物の多い食品を普段から多く食べていると体温が低くなってしまいやすくなります。
50年前に比べて日本人の平均体温が0.5℃以上低くなっていると言われている原因の一つに食品添加物の摂取量が増加していることも関係あるのではないかと思います。
さらに抗生物質は選択性がなく、体に良い菌か悪い菌かを判断せずに菌を殺してしまいます。
人間の免疫の6割(8割とする書籍もあります)を作るとも言われている腸内細菌も殺してしまうので多用には注意が必要です。
風邪を治す薬で免疫を落とすことになるとは思っていなかった方が多いでしょう。
抗生物質が無ければ結核など治らないようなものもあるので使用しないのではなく、むやみに使わない様に心がける必要があるでしょう。
(処方箋がないと買えないと思いますが、内科で自分からお医者さんにお願いして抗生物質を出してもらっている人が知り合いにいました。必要がないのに出すお医者さんもどうかと思いますが、素人が勝手に薬を出せと言わないようにしましょう。処方箋がないと買えない時点で用法・容量を間違えると危険な薬なのですから。)
薬よりも普段から出会う頻度でいえば食品添加物の方が脅威です。
ゼロにすることはできませんが、添加物を減らすように心がけてみてはいかがでしょうか?
うみがめ鍼灸整骨院
福岡県福津市津屋崎1-1-23