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うみがめ鍼灸整骨院です。
コーヒーやお茶などに含まれるなじみの深いカフェインですが、利尿作用など様々な作用があり神経毒性も有し、致死量もある結構強い成分です。
今回は睡眠との関連について書いていきますが、睡眠を阻害する効果も強いようです。
ではさっそく書いていこうと思います。
・カフェインは脳に直接作用していた
「カフェインは眠気を吹き飛ばす」というイメージが強いと思いますが、これはカフェインが脳内で眠気を感じている場所をブロックしてしまい眠気を感じれなくなっていることによって起こります。
ここで注意したいのは、眠気を感じれなくなっているだけで眠気が無くなっているわけではない事です。カフェインの効果が弱まったり切れると急にカフェインを摂取する前よりも大きな眠気に襲われます。
1980年代にNASAが行った実験でドラッグを与えたクモに巣を張らせるという実験があります。
このように他のドラッグよりも真ん中下のカフェインを摂取させたクモの巣がぐしゃぐしゃになっています。これはクモの中枢神経系に作用しているからという事だそうです。
この実験から
・カフェインは精神刺激性のドラッグ
・クモは人間と構造が違うから
・クモとは体の大きさが違うから許容度が違う
などの様々な意見が分かれますが、その辺りは個人の意見に任せようかと思います。
私個人としては脳に直接作用しているという事実やアルコールに匹敵する毒性があるとも言われていて、致死量もあるので過剰摂取や子供のカフェイン摂取には慎重になった方が良いのではないかと思います。
・意外と体に残っている時間が長い
カフェインの効果は摂取してから30分後がピークになります。そして個人差はありますが効果の半減期は5~7時間後、完全に無くなるには10時間程度かかる人が多いようです。これは午後に飲んだ1杯のコーヒーが夜の睡眠を阻害している可能性を示唆しています。夜眠りにくいと思っている方はもしかしたら午後のカフェイン摂取が余計に眠りにくくしているかもしれません。
最近ではカフェインを取り除いた「デカフェ」が流行っていますが、よく見るとカフェインが入っていないわけではない場合があります。通常のコーヒーの15~30%のカフェインが含まれていることが多いようです。
他にもダークチョコやアイスなどにも含まれている場合があり意外と摂取しがちなので、睡眠不足の方は気を付けてみてはいかがでしょうか?
参考文献 睡眠こそ最強の解決策である マシュー・ウォーカー
うみがめ鍼灸整骨院
福岡県福津市津屋崎1-1-23