福津市、古賀市、宗像市の口コミNo.1の
うみがめ整骨院です。
腱鞘炎は文字通り、腱鞘で炎症が起こっている状態です。
腱鞘炎について一般的かつ細かいことはこちらを確認すると良いでしょう。
MSDマニュアル家庭版
「腱炎と腱鞘炎」
筋肉と骨は腱で繋がっています。
（筋肉の端が腱であり、腱が骨とつながっている）
手を動かすなど、関節を動かした際に
腱が骨の出っ張っている部分などで摩擦を起こすと
腱が傷つき、炎症を起こします。
傷が拡がっていけば腱が切れることもあるでしょう。
腱鞘はその名のとおり、腱の鞘（さや）のように腱を包み、
腱を摩擦から守り、動かしやすくしています。
※手だけではなく足にも腱鞘があるので
足でも腱鞘炎は起こります。
そんな腱鞘ですが、
やはり使いすぎを続けているとどうしても
腱や腱鞘に炎症が起こり腫れてしまいます。
その腫れている状態が続くことで
・腱にこぶができるバネ指
・腱鞘が腫れて腱が動かしにくくなる腱鞘炎
が起こります。
炎症を鎮める必要がありますが、
基本的に冷やしたり、安静にする方が良いでしょう。
仕事などでどうしても安静にできない場合は
薬を使って炎症を抑える方が痛みに対しては良いでしょう。
ですが、
薬によって炎症が治まり、腫れがひき、痛みが無いだけで
腱鞘炎を起こした腱の状態が良くなっているわけではありません。
痛みを抑えるだけでなく、
十分に損傷が回復するまでは
・使いすぎないようにする
・使い方を工夫する
などを心がけ患部の負担を減らす必要があるでしょう。
無理して使い続けて腱が切れた人もおり、
その場合、治療や施術によって傷みが改善されることはあっても
手術をしない限り元には戻りません。
また、腱が切れるという事は
その筋肉を使用できなくなるという事になります。
その分、他の筋肉や腱にかかる負担が大きくなるので
使い方を改める必要があるでしょう。
女性に腱鞘炎が多いという事に関しては、
「子育てや家事などで手を使う事が多いから」と言われていますが、
最近ではスマホやパソコンの使いすぎが多いように思います。
子供の抱っこで腱鞘炎になる人もいますが、
子供を抱き上げる時に手先だけで上げようとしていることが多く、
手首の負担が増えるので腱鞘炎が起こりやすいです。
体を上手く使って抱き上げると
手首や関節に極端な負担がかからないので
腱鞘炎になりにくくなります。
また、女性の場合は
女性ホルモンの減少も腱鞘炎の原因になります。
女性ホルモンには炎症を抑制する作用がありますが、
女性ホルモンが減少すると炎症が起こりやすくなります。
更年期障害と言われるものの多くも
炎症によって起こっているとも言えるでしょう。
年齢と共に体に炎症が起こりやすくなるので
生活習慣を整え、炎症の起こりにくい体を作る必要がある。
腱鞘炎を患部の問題ととらえず、
全体を良くするように心がけよう。
うみがめ整骨院
福岡県福津市津屋崎1-12-7-201
