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うみがめ鍼灸整骨院です。
「夜になると痛みが強くなる」という人は結構多いと思います。
特に炎症性の痛みの場合に多いように思いますが、
循環不良性の痛みでも夜間に痛みが強くなることがあります。
夜間に痛みが強くなることを防げるわけではありませんが
原因を知っているとその人の状態によっては
それなりに対処して痛みを小さくできると思います。
夜に痛みが強くなる理由①
交感神経の働きが抑えられるから
自律神経というものが人の体の状態をコントロールしています。
自律神経には交感神経と副交感神経があり、
交感神経→戦闘モード
副交感神経→リラックスモード
という風に役割が分担されています。
交感神経は仕事中や運動中、緊張している時など
活動的になっている時やストレスを感じている時に活発になります。
交感神経は戦闘モードなので
戦闘中に痛みを気にしていたら戦闘に集中出来ず、
狩猟採集を行っていたころでは命を落とす可能性すらあります。
そのため、
交感神経が働くと体が戦闘に適した状態になり、
痛みを感じにくく、炎症抑制が起こる、出血が少なくなるなど様々な変化が起こります。
基本的に昼に交感神経が活発になり、
朝と夜は交感神経の働きは抑えられています。
夜、家でリラックスしていたり、体が寝る準備を始めると
交感神経の働きが更に抑えられるので
交感神経の働きによって感じにくくなっていた痛みを感じるようになります。
夜間~朝方は炎症が強くなりやすい時間帯でもあり、
炎症が強くなることで「夜中に痛みで目が覚める」という事も起こりえます。
夜に痛みが強くなる理由②
循環不良
交感神経の働きが抑えられることで血圧が下がるなど
循環不良が起こりやすくなります。
また
睡眠中や睡眠前は寝るために体温が低下するので
体温の低下が原因で循環不良が起こり、
痛みが生じることもあるでしょう。
この場合は、水分補給を十分に行い
循環不良になりにくいようにしておく必要があります。
また、締め付けの強い寝間着や靴下などで
循環不良が強くなることもあるので注意が必要です。
細かいことを言えばまだありますが、
夜になると痛みが出やすいです。
ある程度は仕方ないですが、
・体を必要以上に冷やさない
・水分補給を十分にする
などの対策を取ると痛みが小さくなることがあります。
できる対策をしてみましょう。
うみがめ整骨院
福岡県福津市津屋崎1-12-7-201