福津市、古賀市、宗像市の口コミNo.1の
うみがめ鍼灸整骨院です。
健康の為には○○に含まれているこの成分が良い
というような表現をよく目にします。
確かにその成分は体にとって良いものかもしれませんが、
結局のところ体に良い成分を全て摂ろうとすると
食べるべき食品は膨大な種類、量を必要とするでしょう。
膨大な種類の食品を食べるという事は
突き詰めると結局はバランスの取れた
良い食事になるのではないでしょうか。
成分だけを見て健康を語る事は危険なように思います。
それよりも体がその体に良い成分を利用できるか
という点を考える必要がありますが、
今回は置いておきます。
「○○という成分が体に良い」
という事がわかっても
・どのような効果があるのか
・どんなふうに作用するのか
という事や
・どの点について体に良くて
・どの点について体に悪いのか
という事がある程度わからなければ
情報に振り回されるだけになるでしょう。
例えば緑茶はカテキンやタンニンが含まれてます。
・カテキンには抗酸化作用や殺菌作用などがあります。
・タンニンには認知症予防の効果が示唆されています。
ここだけだと普段飲むものは緑茶が良さそうですが、
・カフェインを含むため利尿作用がある
・水分として吸収されるまでが遅い
というような観点から
水分補給には向かないように考えられます。
また、ペットボトルで売られているものや
茶葉に農薬や防腐剤などの薬物が
大量に使用されているものもあります。
「緑茶を健康の為に飲む」
と考えるのであれば生産者からきちんとした物を
選ぶ必要があるように思います。
ワインに含まれるポリフェノールが体に良い
と言われていますが、
ワインを健康の為に飲む必要がありません。
ポリフェノール自体は体に良いと思いますが、
・他の物からでも摂れる
・アルコールが体に良くない
という観点から健康の為に飲むものではないと思います。
「体に良い成分が入っているから体に良い」
というのはあまりにも安易ではないでしょうか。
体に良い成分にばかり注目してしまうと
悪いものが見えなくなったり、
メリットとデメリットとを天秤にかけて考えることができません。
低い視点で成分にばかりに目を向けるのではなく
もっと大きな視点でバランスの良い食事を心がける
必要があるように思います。
「○○が体に良い」
という事から離れて
「どんなものが健康に良いか」
というように考えてみてはいかがでしょうか。
うみがめ鍼灸整骨院
福岡県福津市津屋崎１－１－２３
