福津市、古賀市、宗像市の口コミNo.1の
うみがめ鍼灸整骨院です。
まず、「骨盤が歪む派」と「骨盤は歪まない派」がいますが、
「歪む」という事に関する観点や価値観の問題だと思うので
どうでも良いように思います。
歪まない派は
「解剖学的に見て、靭帯によって強固に固定されているから歪まない」
と言います。
でも歪まない派も
「2～3mm動く仙腸関節（骨盤の関節）が上手く動かないと腰痛になる」
と言っていたりします。
「2～3mm動くなら歪むじゃん」とも言えるし、
「動きが邪魔されているだけで歪んでいない」とも言えるし、
「動きが邪魔されているなら歪んでる」とも言えます。
「歪み」という言葉に対する解釈が人によって違うので、
症状が良くなるならどうでも良いと思います。
歪むか歪まないかではなく、
「手技として危険なものではないか」
という点に注目する必要があるのではないでしょうか。
私は「骨盤が歪む」と考えていますが、
「歪んでいるから問題が起こる」とは考えていません。
「関節が正常に動かないことが問題」だと考えています。
歪みは体を衝撃から守るための機能であり、
仙腸関節はその衝撃を吸収する機能がかなり高いです。
そのため、仙腸関節が十分に動かないと
衝撃が吸収できないばかりか、
歩行などの際にもかばった動きとして影響を与えます。
歪んだ状態で関節が動きにくくなっている人が多いので
関節が正常に動くようにすると勝手に歪みが取れることが多いです。
言い方を変えれば骨盤に限らず
体が歪んでいても
関節が正常に働いていれば痛みが無いことが多く、
反対に
体は歪んでいなくても
関節が正常に働いていないと痛みが出ることが多いです。
歪んでいるかどうかよりも十分な可動域、
柔軟性に注目する必要があるでしょう。
柔軟性を考えた時、
体の柔軟性を阻害し、歪みを作る原因になるのが
日常生活での癖です。
姿勢の癖や動き方の癖、仕事で多い体勢の癖など
色々なものが体に影響を与えています。
産後の骨盤矯正に関しても
「骨盤が開いたまま閉じないから腰を痛めている」
という人も多いですが、
骨盤は勝手に閉じるので骨盤の開きによる問題ではなく、
育児の姿勢による症状や睡眠不足、出産による体の疲労など
骨盤の歪み以外の原因による症状が多いです。
そのため、「矯正すればOK」ではなく、
自分の体をケアする必要があるでしょう。
一日の合間で
・姿勢を気を付ける
・ストレッチや体操をしてみる
などを行う意識が体を改善に向かわせます。
同じ姿勢が続くことが骨盤周りが固くなる原因になるので
・立ちっぱなし
・座りっぱなし
などが原因になりやすいです。
また、繰り返し腰に負担がかかるような動きも
腰周りの筋肉が疲労し固くなる原因になります。
それを防ぐためにも運動で筋肉の柔軟性を維持する必要があるでしょう。
一般の方が思っている以上に
運動は健康に対して効果が大きいです。
これを機に運動を始めてみてはいかがでしょうか。
うみがめ鍼灸整骨院
福岡県福津市津屋崎１－１－２３
